ハムレット シェイクスピア全集 〔23〕 白水Uブックス
2004年3月5日 読書
ISBN:4560070237 新書 小田島 雄志 白水社 ¥830
最初から劇の台本として書かれた上に、翻訳本なので、ちょっと表現が堅苦しいと思いました。ただ、初版が出版されたのが1983年なので、最近発売された違う翻訳家さんのを読めば、もう少し自然な感じが読み取れたかも。
でも、小説と舞台劇は違うし、読みやすさだけを追求しちゃいかんですな。
しかし『To be,or not to be』の訳は、『生きるべきか死ぬべきか』の方が緊迫感があっていいと思いました。
読んでみて話の筋はもちろん判ったけど、台本なので、登場人物の細かい心情が書かれていないのです。劇を実際に観てみないと、なんか不完全燃焼です。最後とか、流れるように人が死んでいってるとしか思えない・・・。
ホレーシオのハムレットへの別れの言葉は、なんだか王子が姫に向かって言っている、そんな感じがしました。
や、両方男だけどね。
戦争とかやっちゃう時代の人なのに、そんな優しげな言葉をかけるなんて、ホレーシオは本当にハムレットを尊敬していたんだと思いました。
舞台は藤原ハムレットではなく、萬斎ハムレットで!!
再演決まったらしいし、その頃は私の小金も溜まっているだろう・・・。
最初から劇の台本として書かれた上に、翻訳本なので、ちょっと表現が堅苦しいと思いました。ただ、初版が出版されたのが1983年なので、最近発売された違う翻訳家さんのを読めば、もう少し自然な感じが読み取れたかも。
でも、小説と舞台劇は違うし、読みやすさだけを追求しちゃいかんですな。
しかし『To be,or not to be』の訳は、『生きるべきか死ぬべきか』の方が緊迫感があっていいと思いました。
読んでみて話の筋はもちろん判ったけど、台本なので、登場人物の細かい心情が書かれていないのです。劇を実際に観てみないと、なんか不完全燃焼です。最後とか、流れるように人が死んでいってるとしか思えない・・・。
ホレーシオのハムレットへの別れの言葉は、なんだか王子が姫に向かって言っている、そんな感じがしました。
や、両方男だけどね。
戦争とかやっちゃう時代の人なのに、そんな優しげな言葉をかけるなんて、ホレーシオは本当にハムレットを尊敬していたんだと思いました。
舞台は藤原ハムレットではなく、萬斎ハムレットで!!
再演決まったらしいし、その頃は私の小金も溜まっているだろう・・・。
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