ISBN:4062133245 単行本 本谷 有希子 講談社 ¥1,470
自分が絶望のどん底にいると考えていても、ご飯がおいしかったり、心が和らぐ風景があったり。
そんな事柄に出会った時に一瞬消えて、しかしまたやってくる絶望。
しかし「一瞬消える」なんて、本物の絶望ではないのでは?
違う、本物の絶望だよ、だってこんなに苦しいんだから。
これ以上の苦しみがどこにあるというの。
浮上のきっかけさえ罠だと思ってしまったり。
アグレッシブなのに優しい本谷さんの文体が好きです。
自分が絶望のどん底にいると考えていても、ご飯がおいしかったり、心が和らぐ風景があったり。
そんな事柄に出会った時に一瞬消えて、しかしまたやってくる絶望。
しかし「一瞬消える」なんて、本物の絶望ではないのでは?
違う、本物の絶望だよ、だってこんなに苦しいんだから。
これ以上の苦しみがどこにあるというの。
浮上のきっかけさえ罠だと思ってしまったり。
アグレッシブなのに優しい本谷さんの文体が好きです。
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