京都の学生が乗る自転車のタイヤには、実は特殊な蛍光素材が練りこんである。この素材はタイヤが通ったあと、土、アスファルト、芝、種類を問わず、まんべんなく付着するよう出来ている。素材が地表に残存する期間は、通常四〜五年とされている。
これは京都市が極秘裏に実行している、防災計画の一環だ。この蛍光塗料は、ある条件のもとでしか発光しない。すなわち、周囲から一切の光が失われたとき、暗黒に反応して、地熱エネルギーを媒介に冷光を発する。その目的が、災害等で都市機能が失われたときのためにあることは言うまでもない。あらゆるインフラが壊されたとき、過去四、五年間、都大路を走り抜けた何十万、何百万の轍が一斉に光を放ち始め、市民の足元を照らすのである。

(「FRAU 8月号」より抜粋)

どういう訳だか京都好きな私ですが、表紙の煽り文句を見てつい普段は買わない雑誌を買ってしまいました。

もちろん後悔はしていない(笑)

そして↑のような取り組みを知った訳です。
再びどういう訳だか分かりませんが、あったかい気分になりました。

住みたいなぁ、京都。

コメント

ひーろ
ひーろ
2007年7月24日22:34

ほお。京都で仕事をしていますが…これは初耳ですね。

万里
万里
2007年7月25日11:08

「京都市が極秘裏に実行」とあるのは本当なんですね!

双希
双希
2007年7月31日22:44

>京都市が極秘裏に実行
 用途不明金で市民から質問が来そうな予感(´・ω・`)
 いくら災害時の利用だとしても税金を用途も公開せずに使うとかあり得ない気がしますけどね……

 と、毎度毎度夢をたたきつぶす人でした(´・ω・`)

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