クローバー

2009年7月22日 読書
双子の姉弟が主人公の、恋愛を軸にしたお話です。

姉の様々な恋愛を弟視点で綴っていくのかと思いきや、途中から弟メイン。

私は多分現実にこの弟みたいな人がいたら、好きになっちゃいそうです。

またあとがきに「だからこの小説は、青春小説でも恋愛小説でもなく、モラトリアムとその終わりの物語、というとらえ方をするのが、自分の中では一番しっくりきます。」とあったのを見て、あっと驚きました。

なるほど、(特に)弟の感情は、モラトリアムの真っ最中で、しかしその終わりも見えているからこそ湧き起こった感情だったのか!と。

つまりそれは、私のモラトリアムが過去のものだという証明。

はぁ~、歳くったわ。(誕生日にも同じような事言ったな…)

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