君が降る日

2009年7月23日 読書
≪君が降る日≫
主人公の恋人がいきなり死んだところで物語がスタート。

島本さんは、特に「葛藤」の心理描写が上手だと思います。

ただ、性行為になだれ込んでそこで相手の心の奥にある感情に気付く、というのが定番になっている感が否めないです。

もっと別のやり方で書けるなら、そっちで書いてほしいです。


≪冬の動物園≫
恋人と別れた後で、年下の男にそれをからかわれたら、そりゃキレるわ(笑)

でもその年下君の観察力はものすごく鋭いです。

ラストがとてつもなく明るくて、読後がさわやかです。


≪野ばら≫
終盤の展開に衝撃を受けました。

うえぇ~!って感じ。

こんなにドキドキしたのは久しぶりです(笑)

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