余震が頻繁にある事に今更気付く
2011年3月12日 日常「久しぶりにパン食べた~♪」なんて日記を投稿した約3時間後に、国内最大・世界最大級の地震に遭遇するとは…。
地震発生時は職員室でパソコン操作をしていたのですが、最初に揺れを感じた時は、朝から体調が万全でなかった事もあり、本気で自分が貧血を起こしたと思っていました。
しかし貧血ではなく地震だと分かり、でもまぁすぐ収まるだろうと思っていたら、揺れは大きくなるはいつまでも収まらないわ(今考えると1~2分だったと思いますが)で、さすがに職員室に「これはヤバい!」という空気が広がりました。
みんなびっくりだったり、不安な表情だったり。
机の下にもぐった先生もいました。
私はイスに座ったままでしたが、テーブルにしがみついていました。
揺れが収まった後は、酔った様な状態で本当に気分が悪くなってしまいました(汗)
その後は校内に残っている生徒を集めて指示を出したり、ご家庭と連絡を取ったりと、まさに非常時の体制が敷かれました。
幸いだったのは、試験休み中のため登校している生徒の数が少なかった事。
ご家庭からのお迎えが無いと生徒を帰宅させませんでしたが、学校の近くに住んでいる生徒や車を持っているご家庭が多いという学校・地域の特徴もあり、お迎え・友達の家に身を寄せる・車通勤の先生が送っていく・校長の家に宿泊(さすがうちの校長!)と手立てを取り、生徒が学校に泊まるという事態は回避しました。
しかし教師仲間のマイミクなどで他の学校状況をみると、試験休みで全員が登校していなくても、生徒が学校に泊まったというところがほとんどのようでした。
うちも通常授業期間だったり、場所が都内だったらそうなっていたでしょう。
ただしその代わり(?)に心配だったのが、津波。
自宅は割と海から遠いうえに高台にあるので、「地震による津波に注意」とかニュースで聞いてもほとんど気にしていなかったのですが、今回は海岸まで歩いて5分の学校にいる時の大津波警報!
同僚が「(学校に割と近い)島の波が一斉に引いているって、ツイッターに書いてある」と教えてくれた事もあり、学校ってよく避難場所に指定されるけど、この学校はそれに該当しないだろうな~、むしろ今避難勧告が出たらどうやってどこに逃げるんだ?とか、色々考えちゃいました。
ちなみに今、その画像を確認したら事実だったので驚きました。
もしかしたらデマかもと思っていたので。
さて学校での様子に戻りますが、情報収集や連絡などだけでなく、調理室で食事を作って生徒や教職員に配る先生方もいました。
試験休み中なのに運悪く(汗)学校にいた、私を含めた少数の非常勤講師にそのような非常時の仕事が回ってくるほど、生徒が学校内にいたり被害があったりした訳ではないので、我らは自分の仕事を続けたりテレビを見たりと、比較的自由に過ごしていました。
2時間通勤の私は車や徒歩で帰る気はもちろんなく、JRが終日運転を取りやめたというニュースにより絶対に家に帰る事は不可能だとあきらめていたので、学校に泊まるんだろうな~…とぼんやり考えていました。
しかしまさかの、管理職以外は帰宅しろとの指令(汗)
これも上記の学校・地域の特性ゆえだと思います。
結局、上司のお子さんの家に、上司と泊まる事になりました。
小さなお孫さんもいたので、学校近くに住む同僚の家(実家住まい)に泊まればよかったかも?と後になって思いましたが、まぁ仕方ない。
そして今日。
朝ご飯を食べながら、「眠れた?」「余震あったけど怖くなかった?」「途中で子どもが泣いちゃってうるさかったでしょう?」と上司やお子さんから聞かれましたが、上司が起こしてくれるまで約9時間、一度も目覚めず寝ていた私(爆)
大津波警報が出ている、比較的海岸に近い地域での爆睡…無神経なのか疲れていたのか…うん、後者で(苦笑)
電車は各線で7時頃から運転を再開したとニュースで伝えていましたが、私が上司の車で送ってもらった駅が通る路線は通常の3~5割の運転、そしてまさかの5時間遅延。
たまたますぐに電車が来て乗れたのでラッキーでした。
途中で運転見合わせなどもなく、土曜朝の上り電車のため乗り換えの東京駅までは座って楽に移動できたのですが、問題はそこから!
通勤ラッシュか!という駅構内・電車内の混雑。
昨日構内に泊まったとみられる人達や、その時点で不通だった東北新幹線の復旧を待つ人達も大勢いました。
私はといえば、ここでもすぐに電車に乗る事が出来、しかも普段より10分オーバー位で自宅の最寄り駅に着いたので、非常時の割に本当に幸運でした。
そして普段通り徒歩で家に帰ったのですが、駅のタクシー乗り場はタクシーがないのに人だけはたくさん並んでいました。
家に帰って新聞を見たら、最寄駅には昨晩2000~3000の人があふれていたそうです。
新宿駅で3000人というのに、その規模の半分もないうちの最寄り駅にこの人数はヤバいです。
今回の地震では、非常時に向けた準備の必要性を痛感しました。
マニュアルだったり、自分の心構えだったり。
仕事の特性上、冷静さを忘れない事もかなり大切!
そしてケータイは通信手段として有効でした。
電話は結局今日の昼まで使えませんでしたが、メールは昨日の23時頃には普通にやりとり出来るようになりました。
また、サイト閲覧での情報収集が出来たのは心強かったです。
mixiでのマイミクの更新が力になりました。
しかし頻繁に情報を見ていたせいか今朝電池が切れてしまいました。
上司とは通信会社が違うので借りる事が出来ず、「簡易充電器買えばいいか~」と思っていたのですが、ここに落とし穴が…。
覗いたコンビニ2軒、家電量販店1軒の簡易充電器がすべて売り切れ!
特に家電量販店のラック(フック)に充電器がひとつも掛かっていない状態は壮観でした(笑)
幸い店に充電スポットがあったので、100円を払って20分充電をしました。
結局安く上がったので良かったですが、20分だと充電率40%と、ちょっと心もとないです。
今度からかばんに簡易充電器を入れておく事にします。
あと、私はテレホンカードを常に財布に入れているのですが、これも役に立ちました。
私の前で公衆電話を使っていた数人は、みなさん小銭を使用していましたが、テレカだと所持金(というより所持小銭?)も通話時間も気にしなくて良いので、ぜひ家に眠っているテレカを1枚お守り代わりに持っていてほしいと思います。
久しぶりに長文の日記を書いて疲れました。
昨日ですら爆睡だった私…今日はもっと良く眠れそうです。
地震発生時は職員室でパソコン操作をしていたのですが、最初に揺れを感じた時は、朝から体調が万全でなかった事もあり、本気で自分が貧血を起こしたと思っていました。
しかし貧血ではなく地震だと分かり、でもまぁすぐ収まるだろうと思っていたら、揺れは大きくなるはいつまでも収まらないわ(今考えると1~2分だったと思いますが)で、さすがに職員室に「これはヤバい!」という空気が広がりました。
みんなびっくりだったり、不安な表情だったり。
机の下にもぐった先生もいました。
私はイスに座ったままでしたが、テーブルにしがみついていました。
揺れが収まった後は、酔った様な状態で本当に気分が悪くなってしまいました(汗)
その後は校内に残っている生徒を集めて指示を出したり、ご家庭と連絡を取ったりと、まさに非常時の体制が敷かれました。
幸いだったのは、試験休み中のため登校している生徒の数が少なかった事。
ご家庭からのお迎えが無いと生徒を帰宅させませんでしたが、学校の近くに住んでいる生徒や車を持っているご家庭が多いという学校・地域の特徴もあり、お迎え・友達の家に身を寄せる・車通勤の先生が送っていく・校長の家に宿泊(さすがうちの校長!)と手立てを取り、生徒が学校に泊まるという事態は回避しました。
しかし教師仲間のマイミクなどで他の学校状況をみると、試験休みで全員が登校していなくても、生徒が学校に泊まったというところがほとんどのようでした。
うちも通常授業期間だったり、場所が都内だったらそうなっていたでしょう。
ただしその代わり(?)に心配だったのが、津波。
自宅は割と海から遠いうえに高台にあるので、「地震による津波に注意」とかニュースで聞いてもほとんど気にしていなかったのですが、今回は海岸まで歩いて5分の学校にいる時の大津波警報!
同僚が「(学校に割と近い)島の波が一斉に引いているって、ツイッターに書いてある」と教えてくれた事もあり、学校ってよく避難場所に指定されるけど、この学校はそれに該当しないだろうな~、むしろ今避難勧告が出たらどうやってどこに逃げるんだ?とか、色々考えちゃいました。
ちなみに今、その画像を確認したら事実だったので驚きました。
もしかしたらデマかもと思っていたので。
さて学校での様子に戻りますが、情報収集や連絡などだけでなく、調理室で食事を作って生徒や教職員に配る先生方もいました。
試験休み中なのに運悪く(汗)学校にいた、私を含めた少数の非常勤講師にそのような非常時の仕事が回ってくるほど、生徒が学校内にいたり被害があったりした訳ではないので、我らは自分の仕事を続けたりテレビを見たりと、比較的自由に過ごしていました。
2時間通勤の私は車や徒歩で帰る気はもちろんなく、JRが終日運転を取りやめたというニュースにより絶対に家に帰る事は不可能だとあきらめていたので、学校に泊まるんだろうな~…とぼんやり考えていました。
しかしまさかの、管理職以外は帰宅しろとの指令(汗)
これも上記の学校・地域の特性ゆえだと思います。
結局、上司のお子さんの家に、上司と泊まる事になりました。
小さなお孫さんもいたので、学校近くに住む同僚の家(実家住まい)に泊まればよかったかも?と後になって思いましたが、まぁ仕方ない。
そして今日。
朝ご飯を食べながら、「眠れた?」「余震あったけど怖くなかった?」「途中で子どもが泣いちゃってうるさかったでしょう?」と上司やお子さんから聞かれましたが、上司が起こしてくれるまで約9時間、一度も目覚めず寝ていた私(爆)
大津波警報が出ている、比較的海岸に近い地域での爆睡…無神経なのか疲れていたのか…うん、後者で(苦笑)
電車は各線で7時頃から運転を再開したとニュースで伝えていましたが、私が上司の車で送ってもらった駅が通る路線は通常の3~5割の運転、そしてまさかの5時間遅延。
たまたますぐに電車が来て乗れたのでラッキーでした。
途中で運転見合わせなどもなく、土曜朝の上り電車のため乗り換えの東京駅までは座って楽に移動できたのですが、問題はそこから!
通勤ラッシュか!という駅構内・電車内の混雑。
昨日構内に泊まったとみられる人達や、その時点で不通だった東北新幹線の復旧を待つ人達も大勢いました。
私はといえば、ここでもすぐに電車に乗る事が出来、しかも普段より10分オーバー位で自宅の最寄り駅に着いたので、非常時の割に本当に幸運でした。
そして普段通り徒歩で家に帰ったのですが、駅のタクシー乗り場はタクシーがないのに人だけはたくさん並んでいました。
家に帰って新聞を見たら、最寄駅には昨晩2000~3000の人があふれていたそうです。
新宿駅で3000人というのに、その規模の半分もないうちの最寄り駅にこの人数はヤバいです。
今回の地震では、非常時に向けた準備の必要性を痛感しました。
マニュアルだったり、自分の心構えだったり。
仕事の特性上、冷静さを忘れない事もかなり大切!
そしてケータイは通信手段として有効でした。
電話は結局今日の昼まで使えませんでしたが、メールは昨日の23時頃には普通にやりとり出来るようになりました。
また、サイト閲覧での情報収集が出来たのは心強かったです。
mixiでのマイミクの更新が力になりました。
しかし頻繁に情報を見ていたせいか今朝電池が切れてしまいました。
上司とは通信会社が違うので借りる事が出来ず、「簡易充電器買えばいいか~」と思っていたのですが、ここに落とし穴が…。
覗いたコンビニ2軒、家電量販店1軒の簡易充電器がすべて売り切れ!
特に家電量販店のラック(フック)に充電器がひとつも掛かっていない状態は壮観でした(笑)
幸い店に充電スポットがあったので、100円を払って20分充電をしました。
結局安く上がったので良かったですが、20分だと充電率40%と、ちょっと心もとないです。
今度からかばんに簡易充電器を入れておく事にします。
あと、私はテレホンカードを常に財布に入れているのですが、これも役に立ちました。
私の前で公衆電話を使っていた数人は、みなさん小銭を使用していましたが、テレカだと所持金(というより所持小銭?)も通話時間も気にしなくて良いので、ぜひ家に眠っているテレカを1枚お守り代わりに持っていてほしいと思います。
久しぶりに長文の日記を書いて疲れました。
昨日ですら爆睡だった私…今日はもっと良く眠れそうです。
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