星の王子さま

2011年10月12日 読書
訳者あとがきには「童話を超えた童話」「子供とおとなが、肩を並べて同じ息づかいをしながら読むべき特殊な物語」とありました。

案外さらりと読めてしまい拍子抜けしたのは事実ですが、哲学的に考えすぎたり、何かを得ようと必死になったりするよりは、読んだその時に感じた印象を大切にして、読み返すたびにその印象を追加していく読み方が合う本だと思いました。

ある意味とても子どもらしい性格の王子さまですが、時に駆け引きをしているかのような感情の表し方をします。

子どもだけれど一人で生きてきた、別れの寂しさを知っている、という経験から出てきた様子だと思いますが、いじらしいという言葉がぴったりだと感じました。

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