七竈と雪風の飛び抜けた美しさと、彼らをとりまく環境・出自・家族などといった暗さの対比が、その美しさに磨きをかけると共に妖しさもプラスしていて、読んでいてゾクゾクしました。

しかし若い2人が未来へ歩みを進める姿は等身大の少年少女の姿であり、沈んだ雰囲気一辺倒という訳でもありませんでした。

いくつもの相反する事柄が同時に存在し、独特な世界が創り上げられていた物語でした。

本の表紙の装丁は、読み終えて「なるほど!」と思いました。

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