ひらいて

2013年11月19日 読書
「少し変わっている」寄りの「普通」の境遇の人物が登場するのが綿矢作品の特徴だと思いますが、今作は「結構変わっている」人物ばかり登場します。

むしろ境遇は「少し変わっている」寄りの「普通」であるけれど、性格が「結構変わっている」ように感じました。

愛、美雪、たとえの不思議で、時に傷つけ合いのようにもみえた相互作用は、おそらく彼らの人生に上手く働いてくれると思います。

消化不良な結末ですが、これはこれで良いなぁと思わせる消化不良度合でした。

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