甲斐みのりの旅のしおり 京都
2014年2月20日 読書
「京都のメジャーなところは行き尽くした」と思っていました。
しかし、訪問していないメジャーなところはまだまだたくさんあるし、メジャーでも食指が動かなかったり旅行プランの関係で行っていないところもあった、と気付きました。
職があれば、本当に京都に住みたいです。
しかし、訪問していないメジャーなところはまだまだたくさんあるし、メジャーでも食指が動かなかったり旅行プランの関係で行っていないところもあった、と気付きました。
職があれば、本当に京都に住みたいです。
自分の中に流れる父の血を恐れ、抗いつつも抗いきれなかった遠馬。
血縁というものについて、人は一度は考えた事があると思います。
それはおそらく「父母の子で良かった」と思った時というよりは、「何でこの父母の子なのか」と思った時でしょう。
ずっとそのように心の底では考えていた遠馬が、ついに自分の中の父の血を認めざるをえなくなった時、その心はむしろ軽くなっているように感じました。
血縁というものについて、人は一度は考えた事があると思います。
それはおそらく「父母の子で良かった」と思った時というよりは、「何でこの父母の子なのか」と思った時でしょう。
ずっとそのように心の底では考えていた遠馬が、ついに自分の中の父の血を認めざるをえなくなった時、その心はむしろ軽くなっているように感じました。
小説かと思ったらエッセイでした。
「脱力系」「ゆるい」というのは著者のための言葉だと思いました。
油断していると激しくツボにハマる表現・描写があって吹き出しそうになるので、周りに誰もいない一人の空間で読むのを勧めます。
「脱力系」「ゆるい」というのは著者のための言葉だと思いました。
油断していると激しくツボにハマる表現・描写があって吹き出しそうになるので、周りに誰もいない一人の空間で読むのを勧めます。
山登りはじめました めざせ!富士山編
2014年1月13日 読書人生がときめく片づけの魔法
2014年1月1日 読書
この本を読んでいる途中から、掃除がすこぶるはかどりました。
読み終えた今は、まだまだやれる、片づけし足りない、という感じです。
人生…というと大げさに聞こえるかもしれませんが、確かに人生や考え方は少し変わったと思います。
片づけ、あなどるなかれ。
読み終えた今は、まだまだやれる、片づけし足りない、という感じです。
人生…というと大げさに聞こえるかもしれませんが、確かに人生や考え方は少し変わったと思います。
片づけ、あなどるなかれ。
必要なものがスグに!とり出せる整理術!
2013年12月26日 読書クラウドクラスターを愛する方法
2013年12月26日 読書
<クラウドクラスターを愛する方法>
主人公が持つ家族という共同体へのあこがれ、あきらめ、不安は、身に迫ってくる感じがありました。
しかしデビュー作を読んで感じた凄みを今作では感じず、良くも悪くも普通の小説だと思いました。
<キャッチアンドリリース>
言葉に出来ないモヤモヤがあふれている作品です。
モヤモヤのかき方は上手いのに、読み終えて何を得るという訳でもなかったのが残念でした。
主人公が持つ家族という共同体へのあこがれ、あきらめ、不安は、身に迫ってくる感じがありました。
しかしデビュー作を読んで感じた凄みを今作では感じず、良くも悪くも普通の小説だと思いました。
<キャッチアンドリリース>
言葉に出来ないモヤモヤがあふれている作品です。
モヤモヤのかき方は上手いのに、読み終えて何を得るという訳でもなかったのが残念でした。
1日が見えて ラクになる! 時間整理術!
2013年12月25日 読書
まさかのドハデな展開にびっくりしました。
ノンフィクションとは違う、エンターテインメント性があふれる医療小説とはこの物語か!という感じです。
登場人物が多すぎて、どの巻でどのような働きをした人物かをあまり思い出せなかったのが唯一の弱点と思いましたが、私の記憶力をどうにかすれば解決する事かもしれません。
ノンフィクションとは違う、エンターテインメント性があふれる医療小説とはこの物語か!という感じです。
登場人物が多すぎて、どの巻でどのような働きをした人物かをあまり思い出せなかったのが唯一の弱点と思いましたが、私の記憶力をどうにかすれば解決する事かもしれません。
英語ができない私をせめないで!
2013年12月13日 読書ふがいない僕は空を見た
2013年12月4日 読書
読んでいて切なくなりました。
甘美と残酷さを兼ね備えているのが、恋と人生。
最初は「ミクマリ」だけで完結だったのでしょうが、そこから物語の世界を壊す事なく長編として完成させた作者の力量もすごいと感じました。
甘美と残酷さを兼ね備えているのが、恋と人生。
最初は「ミクマリ」だけで完結だったのでしょうが、そこから物語の世界を壊す事なく長編として完成させた作者の力量もすごいと感じました。
「少し変わっている」寄りの「普通」の境遇の人物が登場するのが綿矢作品の特徴だと思いますが、今作は「結構変わっている」人物ばかり登場します。
むしろ境遇は「少し変わっている」寄りの「普通」であるけれど、性格が「結構変わっている」ように感じました。
愛、美雪、たとえの不思議で、時に傷つけ合いのようにもみえた相互作用は、おそらく彼らの人生に上手く働いてくれると思います。
消化不良な結末ですが、これはこれで良いなぁと思わせる消化不良度合でした。
むしろ境遇は「少し変わっている」寄りの「普通」であるけれど、性格が「結構変わっている」ように感じました。
愛、美雪、たとえの不思議で、時に傷つけ合いのようにもみえた相互作用は、おそらく彼らの人生に上手く働いてくれると思います。
消化不良な結末ですが、これはこれで良いなぁと思わせる消化不良度合でした。